最新オフィストレンド
2019.1.30

オフィス内「ファミレス席」、なぜ人気?

(画像=GaudiLab/Shutterstock.com)
(画像=GaudiLab/Shutterstock.com)
ファミレスや長距離列車で見られる向かい合わせのボックス席。少し懐かしい雰囲気もあるこのインテリアが今時のオフィスにも多数取り入れられ、最近では一つのトレンドにもなっています。なぜオフィスで「ファミレス席」が人気なのでしょうか。今回は、その理由を探っていきましょう。

省スペースでオープンなデザインがオフィストレンドにマッチ

ファミレス席とは、2名分などのソファがデスクを挟んで向かい合わせになっているタイプを指します。今時のオフィスでは、打ち合わせスペースとして取り入れられることも多くなっています。その人気の理由としてまず考えられるのは、省スペース性です。

「会議室が足りない」という不満があったとしてもオフィス内にきちんとした会議室を増やすのは容易ではないでしょう。しかし、ファミレス席風の打ち合わせスペースであれば、それほどスペースを取らずに打ち合わせをすることができます。

来客対応やクローズドの会議は会議室、それ以外はオープンスペースにあるファミレス席というように使い分けることで、会議室の混雑も緩和できるのです。また、ファミレス席のオープンなデザインは、今時のオフィスデザインにマッチしやすいというのも人気の秘密です。

ホットデスク形式やフリーアドレスなど、最近のオフィスデザインはパーテーションなしのオープンな空間を生かしたものが特長です。これに加え、ファミレス席も会議室のような壁やパーテーションがないため、上部の空間が空いていてオープンさがあります。そのため、窓からの採光を遮ることもありません。さらに、ソファやデスクをモノトーンでそろえたり、赤やオレンジのカラフルな色を取り入れたりすると、オフィスデザインにメリハリをつけることができます。

オープンでありながらセミクローズドなファミレス席

一方で、ファミレス席は、「オープンでありながらほどよくセミクローズド」という絶妙さも好まれる理由のひとつです。パーテーションや壁がないのでスペースが空いているかどうかをすぐに確認することができます。スペースを使いたいときにすぐに利用でき、企業によっては予約も不要です。一方で、座ると頭が隠れる程度の高さの背もたれがあり、個室感もあります。

背もたれを高くしたり、ロールスクリーンで区切れるようにしたりすれば、さらにクローズド感が高められます。そうすることで隣のスペースの視線や声が気にならなくなり、打ち合わせに集中できるでしょう。また、ファミレス席はテーブルとソファの間にほとんど距離がなく、テーブルの幅も狭いため、向かい合わせに座るとほとんど膝をつき合わせているような状態になります。通常の会議室よりも密着することで、相手に親しみを感じられるのです。

美容系総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を運営する株式会社アイスタイルでは、会議室とは別にファミレス席を導入したことで、堅い内容の会議と、かしこまらない雰囲気のラフな会議を使い分けることができるようになったそうです。一人ひとりのイマジネーションを最大限発揮させるためにも、こういった最適な雰囲気づくりが行えるスペースは重要といえるのではないでしょうか。

オフィスデザインでオープンな働き方を実現

ファミレス席を導入するオフィスの中には、ミーティングだけでなくファミレス席での業務利用も許可している企業もあります。頭が隠れるほどの高さのある背もたれが特徴のファミレス席では、集中したいときにもぴったりです。ほどよいオープンさとプライバシーを両立させるファミレス席は、生産性の向上というメリットにもつながっていくでしょう。

このように、業務利用としても打ち合わせスペースとしても活用できるファミレス席には、「集中して業務に取り組める」「より近い距離感で打ち合わせが行える」という特徴がありますので、社内のコミュニケーション活性化を図る手段としても有効なものになるのではないでしょうか。


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